学修到達目標 博物館における資料保存及び保存・展示・収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を修得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養う。また、保存修復、復元など、文化財保護の観点から日本及び世界の文化財に関する知識を深め、様々な資料に適した対応をできるようにする。講義では、資料の知識や保管の方法について、科学的な保存方法に関する知識や資料の取り扱い方法について学ぶ。到達目標は、博物館および周辺領域におけるモノや文化遺産について理解し、資料保存の基礎的な知識を習得する。

授業形態及び授業方法 授業は、対面授業で行う。視覚教材を用いて理解を促し、意見交換を行いながら考えを深めていきたい。博物館が本務の学芸員が現在の博物館で行っている資料整理業務および資料保存における問題点についても講義を行う。オムニバス形式で授業を行う、そのうち5回は現役の学芸員が担当する。